HLRF 〜Hokkaido Light Rock Fish〜

北の釣り人備忘録

ロックフィッシュのこと+私のこと

ロックフィッシュの定義が難しい。

対象魚種の生息地が広く、サイズ感もバラバラなので楽しみ方の幅が広すぎる。


自分が思うロックフィッシュと他の釣り人の思うロックフィッシュとで、食い違いが起こる可能性が高いので私が思うロックフィッシュをここに表現しておきたい。


対象魚種の括りで呼ぶのか、釣り方で呼ぶのかも個人差がある。


カサゴ釣りなのかソイ釣りなのか、はたまた、磯での釣りをロックフィッシュと呼んだりもすれば、防波堤のちょい釣りも、穴釣りだって、魚種を指せばロックフィッシュになる。さらに辛いのは地域によっても差があることだ。


どんな釣りをされますか?と聞かれロックですと言ってもこれだけの違いがあるのに、これから釣りを始めたい人にとっては、とても店員を頼りにできないし店員だって困る。


魚も10cmから60cmくらいのサイズ幅があるから狙い目がわからないとおすすめもできない。


そんな中でわかりやすい区別があり、ハードロックと定義された釣りがわかりやすいと思う。


磯での釣りや沖防波堤での釣りはハードロックという区別がされる。


人の出入りが他と比較して少ない釣り場での釣りになるので、大物とのやり取りとなる機会が多いのと、岩場でラインを擦り切られて獲れなかったという機会を逃さないため、釣り人側に主導権が渡るようにパワーの面に優れた竿を用いた釣りになる。


ハードロックフィッシュという名称の釣竿も販売されているからハードロックは理解が早く、ハードロック向けだとはっきり認識して入手できる。


ライトロックという名称を基にした道具を私は知らないので、どれがライトロックなのか?と悩んだ場合はメバルやアジを対象とした竿がライトロックに部類されると考えれば良い。


もちろんハードロックと比較すれば非力だが、感度や手返しがよく、魚をかけた後のハラハラ感と達成感は圧倒的にライトロックに軍杯が上がる。


これから始めますって人にも、ライトロックを認知しやすい製品があればいいのに。


そんな私は北海道で主にガヤとソイ、アブラコやカジカを狙い、週末に防波堤に繰り出しているライトロックフィッシャーです。


かれこれ6年ほどライトロックを嗜んでいますが、せっかくだからこれまでの経験を備忘録として残していきたいと思います。


よろしくお願いします。